
使用済み茶殻の再利用
お茶を飲むと大体出てしまう、”茶殻”
飲んだだけで捨ててしまっているそこのあなた!使い終わった茶殻は再利用できるんです!
あやゆる場面で活躍する万能な茶殻様。今回はそんな茶殻様の再利用法をいくつかご紹介します。
消臭剤としての利用
元々、お茶の葉は匂いを吸収しやすいとされているので丁寧に管理、保管する必要がありますが、その特性は茶殻にも残っているとされています。主に茶殻に含まれるカテキンが強力な抗菌作用と消臭効果を発揮します。乾燥させた茶殻は消臭効果があり、靴箱や冷蔵庫に置くことで嫌な臭いを吸収します。また、生ゴミの上に茶殻を置くことで、臭いを中和する効果も期待できます。
Tip: 乾燥させ、布袋やガーゼで包む。手軽な消臭/防虫剤が簡単にできる!
掃除道具としての利用
湿った茶殻をそのまま使って掃除をすることができます。茶殻を包んで拭き掃除に使うこともできます。洗剤を使うことに抵抗がある部分の掃除にも安心ですし、消臭効果もあるので洗いづらいキッチン周りの掃除にも大活躍。茶殻を撒いて掃き掃除をすることで、ホコリを絡め取ることができ、特に畳や床の掃除に効果的です。
Tip: 茶殻をお茶パックや布に包んで、軽く絞りそのまま使用。キッチン周りの掃除に便利!
入浴剤としての利用
茶殻を小さなネットやガーゼに包みお風呂に入れると、茶の成分や香りが溶け出し、優雅なリラックスタイムを楽しむことができます。ビタミンCによる美肌効果、カテキンによるお肌の老化防止のほか、お茶の旨味成分でもあるテアニンによるリラックス効果も期待できます。
Tip: 茶殻を小さなネットやガーゼに包むだけで贅沢な入浴剤の完成!
肥料や堆肥としての利用
茶殻は植物の肥料や堆肥としても利用できます。乾燥させて粉末状にして土に混ぜることで土壌の排水性を高め、生育を助ける効果があります。また、茶殻に含まれるポリフェノールやお茶の香り成分により害虫が寄り付かなくなるとされています。
Tip: 乾燥させた茶殻を粉末状に。また茶殻には窒素成分が少ないので、窒素を多く含む油かすや米ぬかと混ぜて使用することでより優れた肥料になります。
最後に
使用後の茶殻は非常に腐りやすいため、再利用する場合はしっかり乾燥させましょう。取り出した茶殻は紙や水捌けのいいざるなどにできるだけ重ならないように天日干しするか、電子レンジやオーブンなどを使って水分をしっかりと飛ばしましょう。